筋トレはゆっくり?早く?

トレーニングする女性2人

ある程度筋トレを行っていると、そのトレーニング方法についての疑問がどんどんと浮かんでくるものです。

その疑問の中の1つとして、筋トレの速度について、気になってしまうことはないでしょうか。筋トレは負荷をかけて筋肉を挙動するというシンプルなものではありますが、その速度をどれくらいの速さで行うのかによって筋肉のつき方にも個人差が出てくる可能性があります。では、実際のところ筋トレはゆっくりと早く、どちらがベストなのでしょうか。

実は筋トレについてはゆっくり行うのと早く行うのでは、それぞれ効果の違いが出てきます。筋肉繊維の質に遅筋と速筋の二種類があることからも、その挙動スピードの違いによって筋繊維への効果が変わってくるのは理解できるでしょう。しかし、速筋を極端に鍛えたいというのではなく、普通に効率良く筋肉をつけたいと考えているのであればゆっくり行うことがベストであると考えられています。

仮に1kgのダンベルを持ってアームカールをしたとしましょう。速く動かすのとゆっくり動かすのでは、確実にゆっくり動かしている時の方が筋肉に大きな負荷がかかっていることが分かります。これは長い時間ダンベルを持っているからでもありますが、ゆっくり動かすことによって確実に筋肉に刺激を与えることができているからです。もし、ダンベルを速く動かしてしまうと反動などがついてしまって、その重さからくる負荷を全て筋肉に伝えることができなくなります。そうなると、トレーニングの効果が軽減してしまうのです。ですので、筋トレのスピードについてはあまり速い挙動で行わずに、適度にゆっくりなスピードを心がけて行うことが大切なのです。

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